「英語を使う仕事をしたい」
と考えている人は大勢います。
しばらく前に読んだ新聞のコラムでも、英語を勉強する女性が、
「将来は英語力を活かした仕事をしたい。」
ということを言っていました。
でも、それは順番が逆です。
その順番では上手くいきません。
料理を例にして説明します。
料理を作るときには、
最初に何を作るかを決めますよね。
それから、必要な材料を買いそろえます。
もしこの順番を逆にしたらどうなると思いますか？
最初にスーパーマーケットに行って好きな材料を買い、
家に帰ってから、何を作るかを決めるという順番です。
明らかに順序が逆ですよね。
最初に、何を作るか（結果）を決めてから
材料をそろえる（準備）べきです。
これと同じで、英語を勉強して身につけてから（準備）
「さて、英語を使う仕事は何があるかな？」
と仕事を考える（結果）というのでは順序が逆です。
最初にどんな仕事をしたいかを具体的に決めてから
その仕事に必要なスキルを身につけるべきです。
貿易の仕事に興味があるなら、
貿易に必要なスキルは何かを調べ、
そのスキルを身につけるという順番です。
必要なスキルの中には、英語も入っているでしょう。
とりあえず英語を身につけてから、
英語を使う仕事を探しても、ろくな仕事は見つかりません。
適当に材料を買ってから、何を料理するか考えるようなものです。
－戸田亮
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編集後記
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