「会話でよく使われる単語をたくさん覚えた。」

「でも、英語で話すときに、ぜんぜん口から出てこない。」

という経験はありませんか。

私はあります(涙)

受験生のときには、単語教材を前から順に
ひたすら覚えまくりました。

で、覚えた単語が身についたかというと
ぜんぜん身につかなかったですね。

覚えたつもりの単語は
受験やTOEIC/TOEFLみたいなペーパーテストでは役に立ちましたが
英会話ではぜんぜん使えませんでした。

海外留学して初めての英会話のときに口からパッと出てきた単語は
「have」とか「go」みたいな超基本単語だけ。

しかも、現在形と過去形を
使いわけることすらできない状態。

どうして。。。?ずいぶんと悩みました。

■知ってる単語なのに使えない理由

英会話で単語が出てこないのは、
単語を知らないからではなく、
英会話で使えるように覚えていないからです。

単語を覚える方法というと昔から

  • リング付きの小さな単語カードの表に英単語を書き
  • 裏に日本語訳を書く

そして後は努力と根性で覚える

っていうのが定番ですが
これって最悪の単語の覚え方です。

こんな方法で英単語をムリヤリ暗記しても
英会話のときにはぜんぜん口から出てきません。

整理されていないゴチャゴチャの物置に
小さな物を放り込んだような状態を想像してください。

「確かに物置に入れたのは覚えているけど
どこにあるのか分からないから取り出せない」

そういう状態になってしまいますよね。

単語カードを使って
単語と訳語を1対1に覚えていくと
頭の中がそういう状態になってしまいます。

だから英会話のときに口から出てこない。

■英会話で使えるように覚えられる単語帳の作り方

人差し指を立てて決める会社員

他の記事でも何度も言っているように
英文に当てはめて単語を覚えることです。

中学で習うレベルの基礎的な英文でかまいません。

覚えたい単語を使う英文を作って
その英文ごと覚えましょう。

できれば、同じ単語で複数の英文を作って
繰り返し練習するのが効果的です。

単語帳として使うノート

  • 単語
  • 日本語
  • 英文
  • 日本文

を書くのが単語帳の作り方のコツです。たとえば、以下のような感じです。

find(気づく)
私の父は、その問題を解決するのが簡単だと気づきました。
My father found the problem quite easy to solve.

ノートに書くときは、左ページに日本語、右ページに英語というように
分けて書いておくと、左ページの日本語を見て英語で言う練習をし
右ページの英語を見て日本語に訳す練習をするというように
使い分けができるのでおすすめです。

そして、

  • 単語を見て日本語をすぐに思い出せる
  • 日本語文を見て、すぐに英文を言える

ように練習しましょう。

こんなふうに練習すると
英会話のときに口からパッと英語が出てくるようになります。

このとき、誰かに話しかけているつもりで
必ず声に出して練習するのがポイントです。

こんなふうに単語帳を作って練習しておくと、

「会話でよく使われる単語をたくさん覚えた。」

「でも、英語で話すときに、ぜんぜん口から出てこない。」

というような経験をすることがなくなり、
言いたいことを英語でパッと言えるようになります。

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