前回リスニングが上達しなくて
苦労されている読者さんのメールを紹介しました。

私もかなり苦労したので
その気持ちがよく分かります。

リスニング教材の英語は聞き取れるけれど
ネイティブの英語が聞き取れないということも
多いと思います。

英語を聞き取れない主な原因

英語を聞き取れない主な原因として考えられるのは

  1. 知らない単語がたくさん使われている。
  2. 前後の単語の音がつなげられて違う音に変わっている。
  3. 英語のスピードに追いつけない。
  4. そもそも英語の音を聞き取れない。

ということです。
今日は、これらの原因とその対策についてお話しします。


1.知らない単語がたくさん使われている。

知らない単語が少しくらいあっても、
前後の文脈から意味を想像できます。

でも、知らない単語が多すぎると
もはや想像することは無理です。

効率良く勉強するという意味では
自分に必要な単語だけを覚えることがおすすめです。

でも、基礎単語を知らなければ
それすらできないので、
単語教材を使って基礎単語を身につける必要があります。

たとえば、こちらの単語教材がおすすめです。


2.前後の単語の音がつなげられて違う音に変わっている。

英語の音は、前後の単語とくっついて
別の音に変化します。

リスニング教材の英語は、
この変化が少ないので聞きやすいわけです。

繰り返し練習していたら
なんとなく音の変化に慣れてくるものですが
量稽古で勝負するのは効率が悪いので
主な変化はこのような教材で学ぶといいでしょう。


3.英語のスピードに追いつけない。

英語のスピードに追いつけないのは
日本語に訳しながら理解しているからです。

日本語と英語は単語の順序が逆なので
訳しながら理解していたのでは間に合いません。

耳から聞いた順に理解する必要があります。

英語のスピードに圧倒されているなら
こちらの教材がおすすめです。


4.そもそも英語の音を聞き取れない。

英語と日本語では、
音の周波数が違います。

つまり、日本語に存在しない周波数の音が
英語には存在するということです。

日本語に存在しない音を聞き取る能力は衰えてしまうので
英語の音を聞き取れなくなるわけです。

英語の音を聞き取る能力がないなら
いくら練習してもリスニングは上達しません。

この衰えてしまった聞き取り能力を
鍛えてくれる教材はこちらです。

私は、このリスニング教材を
1週間ほど聞き流してから海外ドラマを見たら
それまでとは比べものにならないほど
英語がクリアに聞こえるようになりました。


以上、今日は、リスニングが上達しない原因と
その対策についてお話ししました。