たとえば、外出先から家に帰って
その日の出来事を家族に話し始めたとします。

そのとき話を聞いていた家族が

「ふーん。」

と言いながら何か作業を始めます。

「ふーん」とか「へ－」とか言いながら
一応、話を聞いてくれていますが
それと同時に、冷蔵庫をのぞいていたり
急に洗濯物をたたみ始めたり
テレビのチャンネルを変えたりしたとします。

これって何を意味していると思いますか。

「その話はウンザリだよ。」

という無言の意思表示だと思いませんか。

会話が楽しいなら、手を止めてでも話を聞きますよね。

それをわざわざ何か作業を始めるというのは
その場を逃げ出したいという意思表示だと考えるべきです。

どうして「ウンザリ」かというと
自分では気づかずに不平・不満を言っているからです。

不平・不満口を聞くのが楽しいという人はいませんから、
本人はスッキリした気持ちかもしれませんが
聞かされる方はウンザリになります。

■　誰もが聞きたくなる話し方

やはり、誰もが聞きたい話というのは楽しい話ですね。

その日の出来事の中から何か１つ話題を見つけて
その話をちょっと脚色して楽しい話にしてしまう。

毎日、毎日、楽しいことが起こるわけではありませんが
何でもないことでも少し脚色して楽しい話にしてしまう。

そういう習慣を身につけると誰もがあなたの話を聞きたくなるので
外出先でも自然とあなたの周りに人が集まるようになります。

もちろん、外国人と話す機会があるなら
へたくそでもいいので英語で言えるように準備しておいたら

「楽しい日本人がいるぞ。」

ということになって外国人の友達が増えます。

すると当然、英会話の上達が速くなりますね。

ちなみに、こちらの動画
「人が聞きたくなる話し方のコツ」で話している人は
つるつる頭だけど私ではありません。

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